INTRODUCTION

インド映画史上最高の製作費 90億円の超大作SF!2018年興行収入1位の大ヒット!!世界最強の “おじさんロボット”、 地球を救う!!

2010年、南インドのタミル映画として公開されインド史上最高の興行収入をたたき出し、日本でも大ヒットしたあの伝説の映画『ロボット』の続編がついに日本上陸!!『バーフバリ』(15,17/前後編)が記録していたインド史上最高額の製作費を本作が抜いたことが話題になり、インド中の期待を集める中、約6000スクリーンで公開され大ヒット!監督は『ロボット』を生み出したインド映画界のヒットメーカー、シャンカルが続投。音楽は『スラムドッグ$ミリオネア』(08)などアカデミー賞®に2度の栄冠に輝くA.R.ラフマーン、衣装デザインは『バットマン リターンズ』(92)『メン・イン・ブラック』(97)などを手掛けたメアリー・E・ヴォクト、『アベンジャーズ』(12)『ジュラシック・ワールド』(15)のVFXを務めたレガシー・エフェクツが特殊メイクとアニマトロニクスを担当し、ハリウッドで活躍するアカデミー賞®スタッフが集結した。主演を務めるのは前作に引き続き、インドのスーパースターにして人間国宝、ラジニカーント!御年68歳、インド映画ブームを巻き起こした『ムトゥ 踊るマハラジャ』(95)で世界を魅了したインドダンスは見られるのか・・・!?天才博士バシーと最強ロボのチッティの一人二役をこなす。本作で初登場となるのは、『パッドマン 5億人の女性を救った男』(18)主演のアクシャイ・クマール。バシー博士の宿敵となるスマホロボットに扮し、ラジニカーントと2大スター競演を果たした。また、ミス・ティーンワールド2009年グランプリのイギリス人女優、エイミー・ジャクソンが絶世の美人ロボット・ニラーを演じる。
バシー博士が今回戦う相手は全インド人のスマホ!!突如街中からスマホが次々と失踪し、それらは合体して意思を持つ巨大なロボットに姿を変え人々に襲い掛かる。インドの街が崩壊の危機にさらされ、ついに解体されたロボット、チッティはスーパーパワーを身に着けたバージョン2.0として再起動!地球を救うため、予測不能なバトルを繰り広げる!!
ハリウッド顔負けのVFXと凄まじいアクション!スクリーンから1秒も目が離せない仰天の世界観と予測不能の展開に、世界中が再びインドに驚愕!!超ド級のエンタテイメントに釘付けになる!!!

STORY

ある日、突然、インドの街からすべてのスマートフォンが消えた。そして携帯業者や通信大臣がスマホに殺されるという殺人事件が次々に発生。バシー博士(ラジニカーント)は助手のニラー(エイミー・ジャクソン)とスマホの行方を追ううちに、無数のスマホが合体し巨大な怪鳥に変身していることが判明。やがてその巨大怪鳥は人類を襲いだし、軍隊でも抑えきることのできないモンスターと化す。バシー博士は、かつて封印された、あの伝説のロボット「チッティ」を復活させ、人類を守ることを思い立つ。しかしそれはインド中を巻き込んだ、壮大なバトルの幕開けとなった!

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What's 'The Robot'?

『ロボット』とは?

監督:シャンカル、主演:ラジニカーント、音楽:A.R.ラフマーンの黄金コンビがタッグを組んだ2010年制作のSFアクション。公開当時、インド史上最高の興行収入を叩き出し、新たなインドのエンターテインメント映画のジャンルを確立。2011年の第24回東京国際映画祭で上映、アジア映画賞スペシャル・メンションを受賞。その後、2012年5月には日本で短縮版が公開され、熱い日本の映画ファンの要望に応えて、完全版も連続して公開された。
バシー博士(ラジニカーント)は10年の歳月をかけて、自分と姿かたちが全く同じの高性能ロボット、チッティ(ラジニカーント)を開発するが、チッティが博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に恋をしてしまったことで巻き起こるコントロール不能の大暴走を描いた超ド級のエンタメ作。

ロボット
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CAST PROFILE

RAJINIKANTH

ラジニカーント(バシーガラン博士/チッティ)

1950年、南インドのカルナータカ州バンガロール生まれ。インドを代表するスター俳優。愛称は「スーパースター・ラジニ」。警察官の父親の三男として生まれたラジニは、ホテルのポーターや大工など様々な仕事を転々とするなか、州都バンガロールで「タバコの投げくわえ」パフォーマンスが話題となり、バスの名物車掌となる。その噂を聞きつけた南インド映画界の巨匠K・バーラチャンダル監督に見い出され、1975年に『Apoorva Raagangal』で映画デビュー。初期の頃は悪役を演じることが多かったが、1980年代には庶民の味方のヒーロー役を演じヒット作を連発、トップスターの地位を不動のものとした。1988年には『インディアナ・アドベンチャー/ブラッドストーンの謎』でハリウッド映画にも進出。90年代には『ダラパティ/踊るゴッドファーザー』(91)、『Mannan』(92)、『Annamalai』(92)、『Uzhaippali』(93)、『ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!』(94)といったヒット作を連発し、トップスターとして君臨。『バーシャ!踊る夕陽のビッグボス』(95)は爆発的にヒットし、ラジニカーントはカルト的な存在となって、ファンから「神」と崇拝されるようになる。また、1998年に日本で公開された『ムトゥ 踊るマハラジャ』(95)の大ヒットにより、日本でも多くのファンを獲得した。2007年に出演したシャンカル監督の『ボス その男シヴァージ』がメガヒットし、監督と再タッグを組んだ『ロボット』(10)は興行収入100億円を超える世界的大ヒットを収める。タミル・ナードゥ州映画賞に6度輝き、最優秀主演男優賞を4度、最優秀男優特別賞を2度、フィルムフェア賞最優秀タミル男優賞も受賞。さらに、病院や学校、老人ホームなどを建設、被災地・貧困者・被差別女性などを支援、近年は政界への進出も表明した。今なおインド映画界が世界に誇る国民的スーパースターであり、俳優を超えた存在へと昇りつめている。

ラジニカーント

フィルモグラフィー(日本劇場公開・ソフト販売作品)
● ダラパティ 踊るゴッドファーザー(91)
● ヤジャマン 踊るマハラジャ2(93)
● ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!(94)
● バーシャ!踊る夕陽のビッグボス(95)
● ムトゥ 踊るマハラジャ(95)
● アルナーチャラム 踊るスーパースター(97)
● パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!(99)
● バーバー(02)
● ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター(05)
● ボス その男シヴァージ(07)
● ロボット(10)
● ラ・ワン(11)
● Lingaa リンガー(14)
● 帝王カバーリ (16)
● ロボット2.0(18)

AKSHAY KUMAR

アクシャイ・クマール(パクシ・ラジャン)

1967年、パンジャーブ州アムリトサル生まれ。『Saugandh』(91)でスクリーンデビュー。『Khiladi』(92)がヒットし、「キラーリー」(闘士)という代名詞で一躍ボリウッドの大スターとなる。空手やテコンドーの黒帯であり、スタントなしでアクションもこなす一方、『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』(09)、『スタローン in ハリウッド・トラブル』(09)といったコメディにも出演、100作以上の作品でオールマイティに活躍。
『パッドマン 5億人の女性を救った男』(18)で見せた演技力が感動を呼び大ヒット。フォーブス誌が選ぶ2018年の「世界で最も稼いだ俳優ランキング」で、ハリウッド俳優たちに次ぎ7位にランクイン。プロデューサーとしても活躍しており、主演を務めた『KESARI/ケサリ 21人の勇者たち』(19)でも兼任した。

ラジニカーント

AKSHAY KUMAR

エイミー・ジャクソン(ニラー)

1991年、マン島ダグラス生まれ。主にタミル語とヒンディー語の映画に出演するモデル兼女優である。16歳でモデル業を開始、2009年にミス・ティーンワールド、2010年にはミス・リヴァプールで優勝している。女優としてはタミル語の時代劇『Madrasapattinam』(10)でデビュー。イギリスでのモデル活動と並行して、恋愛映画『Ekk Deewana Tha』(12)で初のボリウッド作に、次いでテルグ語の『Thaandavam』(12)にも出演。『マッスル 踊る稲妻』(15)でシャンカル監督作品に初めて出演を果たし、『Singh Is Bliing』(15)ではアクシャイ・クマールの相手役を務めた。米製作のDCコミックスシリーズのTVドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」(17-18)では、サタンガール役に抜擢。いま最も注目のボリウッド女優の1人である。

ラジニカーント
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STAFF PROFILE

S.SHANKAR

シャンカル(監督・脚本)

1963年、タミル・ナードゥ州タンジャーヴール生まれ。助監督として経験を積み、『Gentleman』(93)で監督デビュー。音楽のA.R.ラフマーンとは同作が初仕事となる。『インドの仕置人』(96)、『ジーンズ 世界は2人のために』(98)が大ヒットし、『Boys』(03)、『Anniyan』(05)など次々と人気作を生み出していく。ラジニカーントとA.R.ラフマーンと共に黄金タッグを組んだ『ボス その男シヴァージ』(07)で、当時のタミル語映画史上No.1の興行収入を記録し、長らく記録を保持。同タッグで挑んだ『ロボット』(10)ではその自身の記録を更新した。2011年の第24回東京国際映画祭で上映、アジア映画賞スペシャル・メンションを受賞。その後、2012年5月には日本で短縮版が公開され、熱い日本の映画ファンの要望に応えて、完全版も連続して公開された。
大規模な中国ロケを敢行した『マッスル 踊る稲妻』(15)は、ニュージーランドの制作会社がデジタルメイク、特殊メイク、背景美術を担当。同作もメガヒットとなり、いくつもの記録を更新した。名実ともにインドを代表する映画監督・プロデューサーで、フィルムフェア賞南インド映画部門や、タミル・ナードゥ州映画賞などで多数受賞している。海外から技術スタッフを集め、革新的な技術をインド映画に取り入れる監督としても知られる。2007年にはM.G.R.大学から名誉博士号を授与され、2010年にはCNN-IBN Indian of the Yearのエンターテインメント部門年間最優秀賞を受賞している。

A.R.RAHMAN

A.R.ラフマーン(音楽)

インドの作曲家、シンガーソングライター、音楽プロデューサー、音楽家、マルチな器楽奏者、そして慈善家である。
『ロージャー』(92)でデビュー以降、『ムトゥ 踊るマハラジャ』(95)、『インドの仕置人』(96)、『ジーンズ 世界は2人のために』(98)、『パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!』(99)、『ボス その男シヴァージ』(07)といった数々の国内のヒット作へ楽曲を提供。2000年代はハリウッド作品や中国映画に進出し、『スラムドッグ$ミリオネア』(08)ではアカデミー賞®作曲賞、歌曲賞のW受賞。
その後も『ロボット』(10)、『SANJU/サンジュ』(18)といったヒット作に携わり続け、手がけたシングル・アルバムの累計売上枚数は3億枚を超える。米タイム誌に「映画音楽の作曲家のうち最も有名で多作な人物」と評され、その作風は東洋のクラシック音楽と電子音楽のサウンド、ワールドミュージックのジャンル、そして伝統的なオーケストラのアレンジを組み合わせていることでよく知られている。

MARY E. VOGT

メアリー・E・ヴォクト(衣装デザイン)

『シャイなラブレター』(85)で衣裳デザイナーとしてデビューを果たし、『裸の銃を持つ男』(88)、『バットマン リターンズ』(92)といった作品に携わったのち、『ホーカス ポーカス』(93)で第21回サターン映画賞にて衣裳デザイン賞を受賞。『T-REX』(95)といったコメディからSFアクション『メン・イン・ブラック』シリーズ(97,02,12)、『RV』(06)、『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(07)、『ロボット』(10)など躍動感溢れる大作を数多く手掛ける。その他の作品に『マスク2』(05)、『リベンジ・マッチ』(13)、『キングコング: 髑髏島の巨神』(17)などがある。『クレイジー・リッチ!』(18)では第21回衣裳デザイナー組合賞で衣裳デザイン賞(現代映画部門)を受賞するほか、5つの映画賞にノミネートされ高い評価を得る。シャンカル監督とは『マッスル 踊る稲妻』(15)も含め、『ロボット2.0』(18)で3度目のタッグとなる。

COMMENT

  • まさかの本格派ハードSFアクションにシフトを入れた2作目。こう来るとは思わなかった!想像の斜め上をハトに乗ったクッティが飛んで行った。もう、好きにやればいい(やってるか)

    大槻ケンヂ(ミュージシャン)

  • 爆笑必至の衝撃作!なぜこんなに面白いんだ……。

    滝藤賢一(俳優)

  • ハリウッド的常識を吹き飛ばすようなアイディアを勢いで押し切って転覆させても
    おかまいなしで未踏の地まで全速力で突っ走るインドのバイタリティがもう凄すぎますが、
    それよりも!
    「ムトゥ」からもう四半世紀が過ぎたスーパースター・ラジニの健在っぷりが嬉しい!
    オープニングのスーパースター・マークも健在。やたら豪華なCGになったし!

    樋口真嗣(映画監督)

  • おっさんずロボット、復活!このAIな時代にそこを敢えて死守し続けるインド映画はDS(うかてる)!踊るマハラジャ健在なり。ゼロを発見した国だもの。世の中を正して平和を頼むぜ!

    みうらじゅん(イラストレーターなど)